【特別講座4】状況を知るために

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こんにちは、こさべです。

今日は「状況」について書いていきます。

 

特にここでは「サブテキスト」について書いていきます。

(「サブテクスト」ともいいます)

 

 

サブテキストというのは二つに分かれます。

それは「内面のモノローグ」と「内的イメージ」です。

 

内面のモノローグというのは、

頭の中で考えている独り言のことです。

 

つまり、内面のモノローグは「言葉」です。

 

例えば嫌な上司に飲みに誘われたとき、

口では「いいっすね!」と言いながらも、

心の中では「行きたくねえなぁ……」と思っていることありますよね?

 

台本を読んでいて、セリフの表面上しかみることができないと、

「なぜこの人は上司が嫌いなのに、いいっすね!なんて言うんだろう?」

ということがわからなかったりします。

 

口ではこう言っているけどれど、本当のところはどう思っているんだろう?

 

 

それが「内面のモノローグ」です。

 

 

 

そして、「サブテキスト」のもうひとつですが、

それは「内的イメージ」です。

 

これは「言葉」ではなく「イメージ」です。

 

 

たとえば、「今度、私の家に来る?」という時、

日常生活では、おそらくあなたの頭の中には、「あなたの家」がイメージされているはずです。

 

相手に「どんな家なの?」と聞かれて、

「リビングでにはテレビがあって、ちょっと高めのソファがあって……」

と説明するとき、やはりあなたの頭の中には、そのテレビやソファがイメージされているはずです。

 

 

これが「内的イメージ」です。

 

これをきちんとイメージしておくことで、

自分の話している内容がかなり具体的になっていきます。

 

 

自分の頭に浮かんでいる「言葉」、そして「イメージ」。

これを考えることが、状況を具体的にするのに大いに役立ちます。

 

今日の話はここまでです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

こさべ

 

※動画では、サブテキストのほか、「劇の始まる前」についても触れています。詳しくは動画をご覧ください。

 

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